飲食店やオフィスのゴキブリ駆除ゴキブリ退治のためにその生態や害について紹介!

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ゴキブリの種類

現在、日本で衛生害虫となっているゴキブリは次の5種類です。
チャバネゴキブリ
クロゴキブリ
ヤマトゴキブリ
ワモンゴキブリ
トビイロゴキブリ

日本に生息するゴキブリの種類

チャバネゴキブリ 12-15mm チャバネゴキブリ科
飲食店でよく見られるゴキブリの代表がチャバネゴキブリです。体長15ミリから20ミリの小型種で体は淡黄褐色で前胸背板に一対の黒条紋があります。チャバネゴキブリは屋内性の害虫です。

雄は体が細く、腹部背面の両側と尾端付近が褐色のため、半透明なハネのために体色が褐色にみえ、雌は腹部が丸みの体形で、腹部背面が灰黒色で黒みがかった褐色にみえます。成虫は羽化1週間後には産卵をはじめ、1ヶ月に一度卵鞘していく。1回の生殖活動で6回卵を産めます。


卵をかかえた雌の摂食は5,6日に一度ごく少量喫食を行い、抱卵雌は生息場所周辺に留まります。卵鞘を離した雌は生息場所を離れて活動しますから卵鞘を持っているか、持っていないかは駆除を行う際にも重要なポイントとなります。卵鞘は薄くて半透明で、卵数は40〜48くらいです。雌は卵鞘が薄いために産みつけず、卵が孵化するまで自分の尾端に保持しています。雌から離れた卵鞘からは約24時間で幼虫が誕生します卵の期間は約20日で、孵化直前になると卵鞘を通して幼虫の諸器官が緑色にみえるようになります。雌から離れた卵鞘からは約24時間で幼虫が誕生します。


若令幼虫(卵鞘から孵化した幼虫)は棲息場所とその周辺に留まり、遠距離の移動をしません。抱卵雌と若令幼虫は棲息場所でゴキブリのフンを摂食します。雄成虫や幼虫は餌と水を求めて広い範囲を食物探索します。幼虫は全体黒色に胸部外緑や脚は黄褐色、胸部背面中央に一条の黄褐色状紋があります。成育期間は25度で飼育すると60〜80日で成育します。この間に5〜6回脱皮します。低温には弱く、20度以下では活動が鈍くなります。ただ、ビルや飲食店などでは厨房機器などの熱発生や火熱を使用します。ですから、ある程度の温度が保たれ、夏場に比べると少ないものの生息しています。


チャバネゴキブリは都市型害虫で、屋外での生息事例はありません。クロゴキブリと違いハネはあるもののまったく飛ぶことはできません。小型種でもあり、行動範囲も広範囲ではありません。隙間が生息場所となり、5ミリ程度の隙間が最も好むようです。電気器具のなかや、配電盤、FAXや電話機の中や炊飯器の背面部などにも入り込みます。
チャバネゴキブリは成長が早く、世代交代も早いので薬剤に対する抵抗性もできやすいといえます。


クロゴキブリ 27-35mm ゴキブリ科
一般住宅で最も多く見かけますがビルや飲食店等にも生息するのがクロゴキブリです。成虫の体長は30〜38ミリで全体が赤黒みを帯び、脂ぎった光沢のある黒褐色ですが、茶色がかった個体もいます。

幼虫の若令期は黒色で中胸背と第二腹節背面に白色の班紋があり、成長するにつれて、白紋は消失して赤褐色の体色に黒色紋をもつように変わります。ハネは雄雌ともに尾端をわずかに超えます。幼虫は8〜10回の脱皮を繰り返した後に成虫となります。成虫は羽化後数日で交尾を初め、10日後には産卵を開始します。


卵は一個から20〜28個産み、雌は一生の間に卵を20個も産みます。産卵は夏から秋にかけて行われます。一世代2年ですが、秋遅く産まれた卵は、越冬するために3年がかりとなります。冬場は屋内の温度があまり低下しないような物陰などに潜み、ほとんど活動せずに越冬します。関東から九州にかけて分布するゴキブリですが、近年では北海道や東北でも見られるようになりました。


チャバネゴキブリについで多いのがクロゴキブリです。ヤマトゴキブリとの区別ですがクロゴキブリは赤黒みを帯び、脂ぎった光沢のある黒褐色ですがヤマトゴキブリは黄褐色から黒褐色ですが、最も特徴があるのはヤマトゴキブリには体表の光沢がないことで区別できます。
卵鞘の大きさは、平均して長さ12.2ミリ、幅約5.5ミリ、厚さ役3.1ミリで比較的細長いです。


ヤマトゴキブリ 25-34mm ゴキブリ科

日本土着のゴキブリです。クロゴキブリに似ていますが、体長20〜30ミリとやや小型で全体的に黄褐色です。

雌成虫は、前ハネが短く半分しかないので他種のゴキブリと区別できます。雄成虫は真っ黒で班紋もないですが、体表には光沢がありません。野生的性質を残しており、屋外と屋内を出入りして生活しており、住宅地や農村に多く生息しています。


コンクリート造の住居やビルには少ないです。また、休眠する性質があり、越冬できる唯一のゴキブリの種です。一生に産む卵鞘は20以下と少ないですが、一生に産む卵鞘数は20個以上です。幼虫は9回脱皮して成虫になります。活動期は4〜9月で、一世代2年です。東北から近畿にかけて中日本に分布します。北海道でもみられます。


ワモンゴキブリ 29-44mm ゴキブリ科
ワモンゴキブリは熱帯原産の種類で、熱帯地方では野外にも生息しています。世界的にはチャバネゴキブリについで最もよく知られたゴキブリです。

熱帯種のため九州以北では限られた地域に分布しているに過ぎません。低温に弱く20度以下になると増殖できず食物も食べられなくなります。


体長は20ミリ〜44ミリで、最大のゴキブリです。全体が栗色をしており、前胸背板の班紋で、背板の周縁にそって淡黄色の輪のような紋があります。体全体はやや赤味がかった褐色で、ハネは十分に長く、雄は腹部末端より先まで伸びています。雌は腹部をおおうぐらいです。卵数は13〜18で、他種のゴキブリとくらべると数が少なく、サイズも小さいです。卵は30〜40日で孵化します。幼虫の脱皮回数は11回くらいとなっています。


トビイロゴキブリ 30-38mm ゴキブリ科
アフリカが原産ですが現在ではアメリカを中心に全世界の熱帯・亜熱帯地域で分布しています。

全体の色調はワモンゴキブリに似ていますが、ワモンゴキブリよりは小さく体長は30〜37ミリあり、体形がずんぐりしています。前胸背板に輪郭の黄褐色紋があり、この色がとび色をしています。卵鞘は大きく長さは12〜16ミリで約24卵が含まれています。


日本では種子島、愛媛、大阪、名古屋、東京、釧路で発見されており、地下街や飲食店等の空調設備のある場所で生息していることが報告されています。雌のみの単性生殖をします。


 

 
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